親子はねやすめのはてなブログをクローズします
親子はねやすめは、2018年6月から2019年3月までの期間、こちらのはてなブログを使い、活動報告をして参りました。
2019年3月ウェブサイトのリニューアルに伴い、新着情報をブログのようにUPする機能をウェブサイトに移行することができました。これにより、このブログの役割は終了したことになります。これまでご覧いただき、誠にありがとうございました。
引き続き、親子はねやすめのウェブサイト、Facebook、twitter、などフォローいただきご関心をお寄せいただけましたら幸いです。
ウェブサイトを全面リニューアルしました!より見やすくわかりやすく親しみを持てるように。
病気や障がいのある子どもとその家族を支援する、特定非営利活動法人親子はねやすめ(所在地:東京都千代田区、代表取締役:宮地浩太)は、当団体ウェブサイトを、2019年3月22日(金)にリニューアルいたしました。https://www.haneyasume.org/
リニューアルのポイント
1.取り組む社会課題と活動をよりわかりやすく
親子はねやすめが取り組む社会課題とその活動について、より分かりやすくお伝えできるよう説明しています。病気や障がいをもつ医療的ケア児の、その“家族やきょうだい児”に、“休息を提供する”ことで支援する、というレスパイトケアの実践は日本ではまだ多くありません。医療にも福祉にも入りきらないその領域で必要とされる支援について、実際の活動紹介をつうじて、お伝えしてまいります。
2.家族の声、医療者の声、ボランティアの声を丁寧にインタビュー
親子はねやすめの活動に参加いただいた「ご家族」が、そのことを通じて何を感じ、どのような変化があったのか、当事者ご家族を丁寧にインタビューし、記事にしています。
また親子はねやすめの活動に欠かせないパートナーである「医療者」が、親子はねやすめやレスパイトケアに寄せる期待などについてお話を伺っています。
さらに、実際の活動を担っている「ボランティア」の方々の参画の動機ややりがい、支援の現場で感じることなど、率直なお話をお聞きしています。
具体的なある人物のストーリーを紹介することで、親子はねやすめに対し、より親しみを感じてもらえたら嬉しいです。これらの記事は順次追加していく予定です。
3.ブログを統合し、新しい情報をスムーズにお知らせ
これまで別々にあったホームページとブログをひとつに統合し、新しい情報をスムーズにお知らせできるようになりました。また、当団体に興味を持っていただいた方に、それぞれの関心に沿って的確に情報をお知らせできるよう、記事のカテゴリーやタグ付けも工夫して、読みやすさを向上させていきたいと考えています。
サービスグラントのサポートによって実現しました
今回のリニューアルは、専門的知識や技術を生かす「プロボノ」と非営利組織のマッチングを多く手掛ける「サービスグラント」によるサポートを全面的にいただきました。チームに参画したメンバーは、当団体の理念や活動に共感し、本業とは別に時間を捻出し、議論し、手を動かし、一緒に作ってくださいました。心より感謝申し上げます。
https://www.servicegrant.or.jp/project/haneyasume/
ウェブサイトは知っていただくためのもの⇒活動のさらなる展開へ
団体ウェブサイトは、活動を知ってもらったり仲間を集めたりご寄付を集めたりするための重要な媒体ですが、それ以上でもそれ以下でもありません。活動自体をもっと前に進めていくよう、この媒体をフル活用して、引き続き取り組んでまいります。
みなさまのご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。
\\サポーター募集中!見やすくなったウェブサイトからぜひ!//
寄付で応援する | 親子はねやすめ | 明日のために元気にやすむ
きょうだい児キャンプ「雪あそびにいこう」で雪遊びとスキーにチャレンジした2日間!
親子はねやすめ代表の宮地です。少しずつ暖かくなってきましたが、朝晩はまだ寒い日が続きます。先日、2月16日〜17日、新潟県南魚沼市ムイカスノーリゾートにて、きょうだい児キャンプ「雪あそびにいこう」を実施しましたので、ご報告いたします。
参加きょうだい児は18名(5歳〜12歳)、ボランティア18名でムイカスノーリゾートさんのスキーインストラクター2名のもと、雪あそび&スキーチャレンジをしてきました。子どもたちのワクワク、ドキドキする気持ちが伝わったのか、雪は降り続くものの風はなく、スキー経験には絶好の2日間となりました。
病気や障がいのある子をきょうだいに持ち、遊びが不足しがちになり、体力の育ちや経験の面で制約を受けがちなきょうだい児たち。しかし、全くの初心者も、2日目には、揃って滑り降りてくるほど上達が早いことに驚かされます。
インストラクターの指導の賜物、子どもたちの潜在的能力、そして楽しみにしていたその気持ちが相まって、短時間で成長する姿は見ていて楽しいものです。子どもらしい姿の中に、時折見せる真剣な眼差しは親御さんたちにもぜひ見ていただきたい!と心から思います。
いつかは、対象児も連れて家族揃って経験してもらいたい、時を過ごしてもらいたいと、私たちの中でそんな気持ちが湧いてきました。
最後に、ご支援ご協力を賜りましたカシオ計算機のみなさま、ムイカスノーリゾートのみなさま、ホスピタリティパートナーズのみなさま、立正大学RisVoのみなさま、そして個人で参加下さいました書家田中紫花さん、岩佐彰彦さん、新潟より今回初めて参加下さいました関ご夫妻、廣田さん ありがとうございました。心より感謝申し上げます!
\サポーター募集中/
私たちの活動は、みなさまからのご支援によって支えられています。重い病気や障がいを持つ子どもを介護している家族へのサポートを通して、「みんなが支え合う社会」を目指していきます。一人でも多くのみなさまからのご支援をお待ちしております。
⇒詳しくはこちらから
2019年、本年もよろしくお願いいたします。
新年あけましておめでとうございます。親子はねやすめ代表の宮地浩太です。
昨年もたくさんの方々の御支援に支えられ、こうして新しい年を迎えることができました。ありがとうございます。親子はねやすめ一同、心より感謝申し上げる次第です。
月日の経つのは早いもので、いくつかの想いを胸に走り出したのが2014年の夏。たくさんのご声援をいただきながら本年夏には活動6年目となります。年々、少しずつではありますが活動の機会と幅を増やすことができておりますのも皆々様のお陰です。
本年2019年は、より活動を充実させることはもちろんのこと、3月には新事務所へ移転(改めてご案内します)、同じく春にはホームページのリニューアルそして、認定NPO法人への申請、など団体としての充実も図って参ります。
これからもより多くのご家族にお会いできるよう日々努力して参りますので、みなさまの声援ご支援を引き続きお願い申し上げます。
JAMMINさんによる宮地のロングインタビュー記事はこちらから
演奏会を聴いてくださった方、通算1000名を超えました!!
大晦日に年内最後の活動ご報告です。12月21日(金)、今年最後の演奏会をご提供しました。
都内の社会福祉施設で11家族が参加されました。昨年は6家族でしたので約2倍です。
演奏者は前回記事でもご紹介した、クラリネット奏者の田中正敏さんと添石紗静さん。
定番のクリスマスソングの他、今年人気の踊れるJ-POP、そしてクラシックの舞曲でも子どもたちは踊ったり足踏みをしたりしながら聴いてくれました。30分間を満喫していただけたのではないかと思います。
はねやすめの演奏会提供は通算24回目となります。2018年最後の活動のこの日、演奏会をお聴きくださった人数が通算で1,000名を超えました!!ありがとうございます。
(活動4年間の沿革まとめはこちらから)
oyakohaneyasume.hatenablog.com
一つ一つの活動は小さなものですが、着実に続けてこれたことに改めて感謝申し上げます。
今年も大変お世話になりました。また来年もどうぞよろしくお願いいたします。
クリスマス演奏会を長野の家族レスパイト団体に届けました!
街の中はクリスマス一色、そして年末モードとなり、どこへ行っても華やかで賑やかです。12月2日(土)一足早いクリスマス演奏会のサポートを行いましたので、その報告をいたします。
親子はねやすめは他団体のサポートもしています
親子はねやすめは、自らが企画運営者となって、親子レスパイト旅行やきょうだい児キャンプなどを行っていますが、活動はそれだけではありません。同じ社会課題に対し同じようにアプローチしている団体と連携して、時にはそれをサポートする活動も行っています。
今回サポートさせていただいたのは長野県の「ほっとくらぶ」という団体。長野県松本市の看護師さんを中心とした団体で、その設立支援のお手伝いからお付き合いをしています。
INFORMATION - ほっとくらぶが行う家族レスパイトの紹介サイト
クリスマス会に演奏者を派遣
今回はほっとくらぶさん主催の、活動報告会を兼ねたクリスマス会に、プロの演奏者を派遣するという形で支援をしました。クリスマス会の参加者は、医療的ケア児・者8名(1人は成人)、ご家族15名、スタッフ30名。会場は長野県立こども病院の会議室。会の中身は、30分ほどがほっとくらぶさんの活動報告、45分ほど演奏会、20分ほどでサンタさんからのプレゼント、というものでした。
協力くださった演奏者は、田中正敏さんと添石紗静(そえいしさちか)さん。
- 田中正敏さんプロフィール
生のクラリネットの演奏に病院のご家族は…。
クラリネットの演奏は、どのご家族も初めてだということで、お子さんとお母さんが一緒になって踊る姿もありました。まじかで生演奏を聴く機会はなかなか無いもの。みなさんに大変喜んでいただけました。ただでさえ慌ただしくなる師走にほんのひと時、癒しの時間を届けることができたでしょうか。
演奏会の他にも地元のケーキやお菓子のバイキングが用意されていたり、クリスマスツリーの飾りつけで遊ぶことができたり、和やかで楽しい時間を過ごしていただけたようです。最後にはサンタさんからのプレゼントもあり、クリスマスツリーの前で笑顔の記念撮影をして解散となりました。
街が華やぐ季節、今日も日本中のおうちや病院で、病気や障がいと向き合う子どもとご家族たち。少しでもリラックスした時間が過ごせるように、親子はねやすめはこれからも活動を続けていきます。できるだけたくさんのご家族が休息できるように、実践する仲間を増やしていきます。応援よろしくお願いいたします!!
\\親子はねやすめサポーター募集//
椎茸狩り&里山体験会2018年秋@栃木県佐野市閑馬町
今年もあと一か月を切ってしまいましたが、秋の活動のご報告です。11月18日(日)きょうだい児キャンプ「椎茸狩り2018秋」を実施しましたので、そのレポートをお送りします。
フィールドは栃木の閑馬町
訪れたのは、栃木県佐野市閑馬町、東京駅からですと2時間30分弱、山間の緑に囲まれたのどかな地域です。参加したのは、きょうだい児、家族、ボランティア、総勢41名。きょうだい児の企画では過去最大規模。迎えてくださったのは地元で椎茸栽培や林業を営む星野農林様。「親子はねやすめの活動を陰ながら応援してますよ」とおっしゃって歓迎してくださいました。
椎茸狩りと里山体験!
今回のメインはもちろん、原木シイタケを採る体験。子どもはそんなに採らないかなと思っていましたが、大間違い。みんな夢中になってほぼ全部を取りつくしてしまいました。そして採れたての椎茸を焼いて食べました。はじめは嫌いと言っていた子も、美味しい!と言って喜ぶほど。
そのほかにも、地元でとれた里芋やピーマン、自家製味噌でのお味噌汁、焼き鳥、ソーセージなど全て完食。炭焼きをお手伝いする子どもたちもいて、良い経験ができたと思います。食後の果物に、柿、林檎、みかん。地元の旬の素材に、自分で採った椎茸をいただく時間。食べることに対する配慮がさりげなくできたと感じています。BBQはボランティアのみなさんが用意してくれました。
椎茸狩りのあとは、ヤギや羊との対面。怖がる子もいなく、次から次と草をとっては与える姿は、子どもらしい光景です。猪や鹿の獣害を減らすためにも一役買っているそうで、都会で飼育する動物たちと向き合うのとは、一味も二味も違う時間であったと思います。「また会えるかな?」帰りがけに聞こえた子どもの声です。
子どもたちの声
最後に集合写真の記念撮影をして帰路につきますが、
「もっと遊びたい」「もう帰るの??」「宮地さん、毎月1回、遊びに連れてってねっ! 毎月だよ!」…
きょうだい児キャンプで、いつも聞こえる子どもたちの声です。
御礼
今回の企画は、京都発・チャリティー専門ファッションブランド「JAMMIN(ジャミン)」様とのコラボレーションによるチャリティーをもとに企画実施いたしました。詳細は↓こちら。
oyakohaneyasume.hatenablog.com
もしこのチャリティーがなければこの半分の人数の受け入れしかできず、おかげさまで、病気や障がいをもつ子どもの、きょうだい児やご家族が、通常では実現できない経験を重ねることができました。心より感謝申し上げます。
そして、こちらのお子さんも、親子はねやすめTシャツを着て参加してくれました!