NPO親子はねやすめブログ

ー明日のために、元気にやすむー NPO親子はねやすめの活動を紹介します

【御礼】目標金額約2倍達成!チャリティーTシャツ with JAMMIN ご報告

10月8日(月)から14日(日)までの間、チャリティー専門ファッションブランドJAMMINとのコラボキャンペーンに参加いただいた方も多いかと思います。ご支援いただきまして、誠にありがとうございます。わずか一週間で一気にいろいろな情報発信をしましたので、ここでまとめてご紹介します。

京都発、チャリティー専門ファッションブランドJAMMINさんとのコラボ

毎週一週間限定で様々なNPO/NGOとコラボされているJAMMINさん。時には賛否両論あるテーマを取り上げることもあるそうです。今回は「レスパイトケア」をしている団体を探して親子はねやすめをお知りになったとのことで、すぐに意気投合してコラボが決まりました。

JAMMIN(ジャミン)Social Wear Brand

JAMMINさんウェブサイトより

JAMMINさんウェブサイトより

 

代表宮地のインタビュー記事

JAMMINさんとのコラボで重要だったのは、その優れたデザインや質の高さはもちろんのこと、とても丁寧にNPOの活動を取材してくださることでした。JAMMINの山本さんが取材・執筆の担当で、京都と東京をオンラインでつなぎ、予定の2時間を超えてとても深堀していただきました。ファッションブランドでありながら、毎週様々な社会課題を取材し、プロダクトを作り続けているだけあって、その感度の高さ、視点の鋭さは、さすがの一言でした。

jammin.co.jp

同じインタビュー記事のショートバージョンがYahoo!ニュースとオルタナSでも掲載されました。さすがYahoo!、とても多くの方に読んでいただいたようです。

医療的ケア児と家族に「一時休息」を、54歳の門外漢が挑む(オルタナ) - Yahoo!ニュース

 

 

学生インターンのブログが大ヒット

わずか一週間のキャンペーンをしっかりと発信するため、親子はねやすめでボランティア経験のある学生に協力を依頼したところ、看護学部で学ぶ宮澤直子さんがインターンとして参画。きっかけは大学の講義。今年夏の親子レスパイト旅行にボランティア参加していました。

その経験を生かして、キャンペーン真っ最中にブログを書いていただきましたが、この記事が大ヒット。旅行中に聞いた印象的なひとことを中心に、医療者を志す若者の視点で、病児・障がい児とその家族が向き合う現実と、「休息」がもつ「可能性」をみごとに描き出してくれました。

2017年の親子レスパイト旅行で、きょうだい児と遊ぶボランティア

2017年の親子レスパイト旅行で、きょうだい児と遊ぶボランティア


oyakohaneyasume.hatenablog.com

 

そして、できあがったデザインはこちら!

“We all need rest, Tomorrow is full of possibilities”「皆、休息が必要。明日は、可能性に満ち溢れている」

“We all need rest, Tomorrow is full of possibilities”

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添えられたメッセージは、“We all need rest, Tomorrow is full of possibilities”、「皆、休息が必要。明日は、可能性に満ち溢れている」。柔らかくリラックスした雰囲気でとても可愛らしいデザインにしていただきました。デザイナーのDLOPさんがその意図を語ったブログも公開されています。

jammin.co.jp

 

着用写真の募集もしてみました

ネットで服を買うときには、実際に着てみたらどうなんだろう、という不安はつきもの。スタッフだけでなく実際にお買い求めいただいた方の着用写真もアルバムにUPさせていただきました。販売は終了していますが、写真のUPは大歓迎ですので、まだの方、どうぞお待ちしています。

親子はねやすめオリジナルファッションを着てみたよアルバム | Facebook

 

最後に代表からお礼の言葉

 

チャリティー結果は当初目標の約2倍!

当初10万円の目標を設定していました。11月の、医療的ケア児の家族ときょうだい向けの「食べて遊んで里山体験会」で20名ほどを受け入れるための資金目的です。予想以上の反響をいただき、金曜の朝には、ネクストゴールとしてさらに5万円、来春実施予定の親子向けデイトリップ(BBQや遠足)を目的に設定。

最終的にはその金額も大きく超えて、192,040円という、当初目標の2倍近いチャリティー金額となりました。

応援いただいたみなさまに心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

キャンペーンを通じて、親子はねやすめの活動に対して本当に多くの方が期待を寄せていただいていることを改めて実感しています。キャンペーン終了後もさまざまなお問い合わせをいただいています。一人でも多くの病児・障がい児と家族・きょうだいが、ほっと一息の休息をとり、明日から元気に過ごせるように、これからも応援よろしくお願いいたします。

2泊3日が362日の現実を生き抜く力に|看護学生が見たレスパイト旅行

親子はねやすめのブログを見に来てくださりありがとうございます。今回の記事は、学生ボランティアの宮澤直子が担当します。(現在、Twitterも担当しています)私はこの夏の親子レスパイト旅行に今年初めて参加させていただきました。二泊三日で私が感じたこと、経験したことを少しでもお伝えできればと思います。

 

医療者を志す者として医療的ケア児について知りたい

私が親子はねやすめのことを知ったきっかけは大学の講義です。現在看護学部に通っており、講義で医療的ケア児について興味を持ち、講師の方に親子はねやすめを紹介していただきました。将来医療者を志す者として、医療的ケアを必要とする子どもとその家族の事、彼らをサポートするスタッフの姿を自分の目で見たいと思い、参加を希望しました。

学生の主な仕事は、普段なかなか外で遊べないきょうだい児とたくさん遊ぶこと。体力の有り余る彼らは一日中走り回ります。私たちは彼らのお兄さんお姉さんになったつもりで一緒に遊びました。普段なかなか甘えることのできない彼らは、学生にとても懐いてくれ、「こんなに遊んだの初めて」ととても嬉しそうにしてくれます。

レスパイト旅行で医療的ケア児のきょうだい児と遊ぶボランティア

こちらの写真は2017年夏のレスパイト旅行での一コマ

レスパイト旅行で医療的ケア児のきょうだい児と遊ぶボランティア

レスパイト旅行で医療的ケア児のきょうだい児と遊ぶボランティア(2017年夏)

 

きょうだい児と話をして気づかされたこと

きょうだい児とたくさんお話をする中で、気づかされたことがたくさんありました。一つは、きょうだいである彼らが、障害を持つ自分のきょうだいのことが大好きだということ。一緒に旅行に来て、家族みんなで過ごせることがとても嬉しいと話してくれました。

レスパイト旅行で医療的ケア児と一緒に眠ることになったお兄ちゃんたち。

いつもはベットで寝ている弟と、一緒に眠ることになったお兄ちゃんたち。部屋ではみんな興奮気味だったそう

もう一つは、人に甘えたいということ。きっと介護に忙しい両親を見てたくさん我慢をしているのでしょう。「まだ遊んでくれる?」とおねだりしたり、一緒にお風呂に入ったり、たくさんくっついてきたり、可愛い表情をたくさん見せてくれました。家族と一緒に頑張る彼らが楽しい思い出をたくさん作れるようにサポートしていきたいなと思いました。

第1回レスパイト旅行での一コマ。夕食時にじゃれ合う子どもたちとスタッフ

第1回レスパイト旅行での一コマ。夕食時にじゃれ合う子どもたちとスタッフ

 

「大切なのは人との関わり」多くの方のサポートを受けて…

親子レスパイト旅行は多くの方のサポートがあり実現できています。ボランティアとして一緒に活動する中で実感しました。多くの人がはねやすめの理念に賛同しています。参加するボランティアは医療現場で働く人だけではなく、様々な職種の方、学生、地域の人がいます。重度の障害を持つ子どもと関わることが初めてのボランティアも多いです。

前列左の女性は旅行中に演奏会をしてくださったアーティスト

前列左の女性は旅行中に演奏会をしてくださったアーティスト

代表の宮地さんは「大切なのは人との関わりだ」と言います。障害に対する知識がなくても、サポートしたい、繋がりたいと思う多くの人が参加できるのが親子はねやすめの良さだと思いました。

 

「この3日間が残りの362日の現実を頑張る力になったら」

最終日全員での朝食を終えた後、一人一人が感想を述べる場面がありました。そこで印象に残った言葉を紹介します。「レスパイト旅行は二泊三日です。365日中のたったの三日です。私たちは残りの362日の現実を知っています。それでもこの三日が、残りの362日の現実を頑張る力になったら幸いです。『来年もまた来たい』という思いが現実を生き抜く力になりますように」

私はこの言葉を聞いて、レスパイトケアの重要さを感じました。私たちが学校や仕事で忙しい日々を送るなか、たまには息抜きをしたいと思うように、ご家族も休息を必要としています。24時間命と向き合っているのですからなおさら必要です。

保養が必要なご家族に対するサポートは様々あり、もちろん日常の生活を支えることも大事ですが、日常から離れることができるレスパイトケアにももっと目を向けられるべきだと考えさせられました。

親子はねやすめ2018年夏の親子レスパイト旅行での集合写真

2018年夏の親子レスパイト旅行での集合写真

二泊三日でたくさんの学びがありました。知らなかったことを知り、多くのことに気づくことができました。また来年もぜひ参加したいです! そしてもっと多くの人に親子はねやすめの活動を知ってもらいたいと思いました。(宮澤直子)

 

\チャリティーTシャツ キャンペーン中!/

京都発、チャリティー専門ファッションブランドJAMMINさんとのコラボで、親子はねやすめ初めてのチャリティーアイテムを販売しています。10月14日(日)23:59までの限定販売です。Tシャツ(3400円)1枚につき700円がチャリティーになります。

11月に医療的ケア児の家族ときょうだい向けの「食べて遊んで里山体験会」を行う際に、参加者20名ほどを迎え入れる資金となります。 

☟ぜひ応援をよろしくお願いします!(編集部) ☟

jammin.co.jp

親子はねやすめオリジナルTシャツを10/8(月)から一週間限定販売!!

いつも親子はねやすめにご関心をお寄せくださり、ありがとうございます。親子はねやすめは、2014年夏に本格的な活動を始めました。重い病気や障がいをもつ子どもとその家族がささやかな日常を送ることさえ困難であることを、代表の宮地が知り、見るに見かねて始めた活動でした。それから4年。親子レスパイト旅行は8回の実績をつみ、活動拠点も東京と長野県から他県に広がりつつあります。

親子レスパイト旅行での集合写真.みんなでヒマワリを手にもって笑顔の一枚

親子レスパイト旅行での集合写真.みんなでヒマワリを手にもって笑顔の一枚

寄せられる期待、応えられない現状

おかげさまで最近は、親子はねやすめが企画したイベントなどに参加いただいた親御さんからは「また参加したい!」という反響をいただき、また医療関係者などからは「もっと機会を増やす必要がある」というお声も聞こえてきます。

しかし、現在の親子はねやすめの資金や体制では、そう簡単に機会や回数を増やせない、というのが正直なところです。

 

楽しんで、かわいく、素敵にチャリティできるキャンペーン開始!

より多くの方に、当団体のことや医療的ケア児やレスパイトに関心を持っていただくため、そしてご寄付をいただくために、街で着たくなるようなオリジナルデザインのファッションを作り、そこにチャリティーを乗せて販売することに挑戦します!

コラボするのは京都発・チャリティー専門ファッションブランドJAMMINさんです。これまでも様々な社会問題を取り上げて、ファッションから社会問題にアクションするという志のあるブランドです。

JAMMINさんHPより.記事、染色、製版、各工程で日本の高度な技術を生かした高品質のMADE IN JAPANのモノづくりです

JAMMINさんHPより.記事、染色、製版、各工程で日本の高度な技術を生かした高品質のMADE IN JAPANのモノづくりです

10月8日(月)オリジナルTシャツ販売開始!

JAMMINさんにはとても丁寧な取材をしていただきました。代表の宮地がこの活動を始めた理由など、深い部分まで掘り下げ聞き出していただいた記事も公開されました。

jammin.co.jp

 

キーコンセプトは「休息」です。とても素敵なデザインに仕上がっています。今だけしか、ここでしか、買うことはできない、一週間限定販売です。

親子はねやすめオリジナルTシャツ

チャリティーの目標金額は10万円です。この秋、実施予定の病児・障がい児、家族、きょうだいを対象とした里山体験会で、新たに20名程度の参加者を迎え入れるための資金となります。どうぞこの機会に、病気や障がいをもつ子どもと家族にひとときの休息を届けるための、支援の輪に加わってください!

>>詳細はこちら<< 

charity.haneyasume.net

 

 

NPO法人親子はねやすめの事業報告書等の公開

事業報告書等を掲載いたします。

平成29年度(2017年度)

 
平成28年度(2016年度)

 
平成27年度(2015年度)

 
平成26年度(2014年度)

 

設立から4年!親子はねやすめの活動のあゆみ(沿革)

2014年8月に初めて親子レスパイト旅行を実施してから今年8月で丸4年。多くの方のご支援ご協力のおかげで活動を続けてくることができました。しかしまだまだこれから。この記事では4年のあゆみをざざっとふりかえってみたいと思います。

 

2014年

2014年8月 長野県筑北村にて、3組15名のご家族に向けて親子レスパイト旅行を実施。これが最初の活動でした
12月24日 東京都よりNPO法人認定書が届く

2015年

2015年6月 府中市ミエザホールにて、ヴァイオリニスト橋口瑞恵さん・クラリネット奏者萩生哲郎さん・髙橋ゆたかさんによる、6名のご家族を招いてのオープンリハーサル

~ここから演奏会の提供が始まる

11月 墨田区にて、重度心身障がい児施設利用のご家族20名をお連れして屋形船に乗船

12月から2016年8月までで、親子レスパイトケア普及啓発イベント1回、重度心身障がい児・者施設7か所、病院2か所にて、合計399名のご家族と施設職員の方々に向けてクラリネットコンサートを開催

2016年

2016年3月 神奈川県三浦市にて、株式会社大地を守る会主催の大根収穫イベントに病児・障がい児のきょうだい児を招待

~このときから、きょうだい児向けの取り組みが始まる

3月 「すぎなみ重度心身障害児親子の会 みかんぐみ」(現在はNPO法人みかんぐみ)に演奏会を提供

5月 長野県松本・安曇野地区の家族レスパイト活動団体「ほっとくらぶ」の旅行に協力

~このころからレスパイトケアを行う他団体との連携が本格的に始まる

2017年

8月 長野県筑北村にて、3組13名のご家族に向けて通算第6回目の親子レスパイト旅行を実施

10月 宮城県仙台市にて、2組10名のご家族に向けて通算第7回目の親子レスパイト旅行を実施

~1年に複数回の旅行実施にトライ

2018年

3月 新潟県むいかスキーリゾートにて、病児・障がい児のきょうだい児8名をスキー体験に招待

~初めての冬の旅行の実施

 

以上、いずれの活動もたくさんの方々のご支援ご協力によって実現しました。感謝申し上げます。
まもなく5年目に突入する親子はねやすめ。試行錯誤の時期を経て、さらなる活動の展開に取り組んでまいります。引き続きよろしくお願いいたします。

写真豊富!親子レスパイト旅行はこんな様子です

こちらのブログでは親子はねやすめのこれまでの活動などを整理してお伝えしていますが、撮りためてきた豊富な写真も少しずつお披露目していければと思っています。そこで今回は昨年夏に行われた親子レスパイト旅行から、写真を公開させていただきます。(撮影:廣津みなみさん)

通算第6回目の親子レスパイト旅行より

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第6回親子レスパイト旅行の集合写真

医療的ケアの必要なお子さんを中心に、そのご家族、医療関係ボランティア、学生ボランティア、企業からのボランティア、地元・筑北村の有志、親子はねやすめスタッフ、で笑顔の一枚。2017年8月18日~20日、長野県筑北村・西条温泉とくらにて。この一枚の前後にはどんな旅行があったのか、それをご紹介します。

1日目

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まずはお迎えの準備から

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企業ボランティア(カシオ計算機より)のみなさん

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左3人が学生ボランティア(立正大学より)のみなさん

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医療・介護ボランティア(あおぞら診療所より)のみなさん

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お昼のBBQの準備も着々と

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筑北村自慢のズッキーニなどがふるまわれます

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お子さんとご家族が到着、すこし恐る恐る

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おいしいご飯を食べてすこし和んできました

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食事のあいだも笑顔がこぼれます

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ボランティアさんたちもリラックスタイム

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ピアノ演奏会で癒しの時間

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音楽と共に家族の思い出がよみがえったり

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きょうだい児たちも外で遊びます

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お兄さんお姉さんと一緒に

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こうやって次第に仲良くなっていきます

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つぎはお夕食 西条温泉とくらの料理が並びます

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ちょっとした時間に医療関係者とご家族がゆっくり話せる貴重な時間

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くつろぎの時間が流れます

2日目

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翌日はヨガのレッスンからスタート

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朝食のあと緑あふれる外で遊びます

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畑のわきで花を摘んだり

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ズッキーニの収穫を体験したり

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流しそうめんも楽しみました

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日没後には花火もしました

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楽しい夏の思い出が残せたでしょうか

3日目

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親子はねやすめスタッフが全体の進行役を務めます

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朝ごはんの時間です

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最終日なので、旅の思い出に

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フォトアルバムをプレゼントしました

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そして解散式の後に笑顔の集合写真!

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別れを惜しみつつ帰路につきました

 さいごに

親子はねやすめがこれまで支援してきたご家族のほとんどは、家族そろっての旅行経験がありません。あるお母さんは親子レスパイト旅行に参加して、こうおっしゃったそうです。

「この子が産まれて10年で、10歳。初めて旅行に来ました」

10歳にして初めての旅行。何気ないひと時のありがたさが身に沁みます。

親子はねやすめの活動を通じて、病気や障害を持つ子どもとその家族がほっとひと息つける時間と空間を届けたい。その想いでこれからも活動を続けます。みなさまのご支援ご協力に感謝申し上げます。これからもご支援のほど、よろしくお願いいたします。

\\サポーター募集|親子はねやすめ//

親子はねやすめが提供する「きょうだい児キャンプ」とは

親子はねやすめの活動の柱の一つに、重度の障害や病気を持つ子どもの、そのきょうだい児にさまざまな体験の機会を提供する「きょうだい児キャンプ」があります。その目的や内容を、この記事ではご紹介します。

 

「きょうだい児キャンプ」とは

活動はシンプルです。日ごろ、親御さんに甘えられず寂しい思いをいているきょうだい児を色々なところに遊びに連れていきます。遊びからくる経験が少ないきょうだい児たち。活動量も少なく、体力や健康面で心配がある子もいます。
そんな子たちを、農業体験、海水浴、スキー、などなど、みんなで連れだってたくさん遊びにでかけます。
「将来はお医者さんになるんだ!」そんなきょうだい児の声も聞こえています。病気や障害を持つお子さんにとって、かけがえのないきょうだい。たくましく育ってほしいと願い、活動しています。

 

写真と共にご紹介します

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こちらは神奈川県三浦市でとうもろこし収穫体験をさせてもらったときの一枚。ひろ~い畑を走り回るだけでも子どもたちはすごくはしゃいでいました。畑の上でスイカ割りもさせてもらいました。

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この後、三浦の海に海水浴に。海に入るのが初めてという子もいました。日が暮れるまで夏を満喫しました。(2016年7月、株式会社大地を守る会様協賛、黒崎研究会様協力。参考記事はこちら

 

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こちらは17年8月、長野県筑北村に6人のきょうだい児と共に、6泊7日の合宿!を行った時の一枚。川遊び、鮎釣り、虫捕り、スイカ割り、アスレチック、夏の遊びをたっぷりと満喫するキャンプとなりました。(カシオ計算機㈱様/東京お茶の水ロータリークラブ様/東京神田ロータリークラブ様のご寄付ご支援により実現)

 

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2018年3月には新企画としてスキーにも行きました!新潟県むいかスキーリゾートできょうだい児と雪遊びを楽しみました。スキーをしたことがなかった子どもたちが、旅行2日目には全員が自分一人で滑れるようになりました。(カシオ計算機様協賛、株式会社ホスピタリティオペレーションズ様協力により実現)

 

この活動の目指すところ

この子たちの親御さんは、病気や障害を持つ子どもの医療的ケアのために24時間365日、強い緊張感の続く環境下で過ごしていらっしゃいます。そんな家族の一員であるきょうだい児が、子どもらしく、のびのびとはしゃぎ、駆け回る。そしてたくましく育ってほしい。そう考えています。
とうもろこし収穫体験に参加したお子さん(以下、仮名)の様子をご紹介します。

最近体調があまり良くないというお姉ちゃん(病児)を持つ大樹くんは、「僕のとったトウモロコシを食べればお姉ちゃんも元気になるね!」と両手いっぱいのトウモロコシをお母さんに見せたそうです。お母様は「ピカピカ輝いていて太陽をたくさん浴びた香りがします。本当においしそうです!」とメールをくださり、昨日ご家族皆で美味しく召し上がったようです。(出典:こちら

きょうだい児が元気に健やかに育つことは、本人にとってはもちろんのこと、何より家族を元気にしてくれることです。そうやってご家族が生きる力と勇気を持っていただきたい。そう考えています。

今年度もこの先、7月28日(土)とうもろこし収穫体験、11月農業体験会、2月雪遊び、などのプログラムが控えています。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。